Discussion01
中堅社員 座談会
工事本部、VDC推進室、営業という異なる部署の30代メンバーが集まり、入社の経緯から現在の仕事、将来やりたいことなど、さまざまなテーマでぶっちゃけトークをしてもらった。外からは見えないオノコムの中身が透けて見える座談会。
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中山 裕之工事本部 統括工事主任2010年入社 中部大学 工学部 建築学科 卒工事本部 統括工事主任2010年入社。
工学部 建築学科 卒 -
米澤 悦子VDC推進室 Chief BIM Operator2012年入社。工学部 建築学科 卒VDC推進室 Chief BIM Operator2012年入社。
工学部 建築学科 卒 -
岸田 政樹営業本部 サブリーダー2014年入社。
メディアプロデュース学部 メディアプロデュース学科 卒営業本部 サブリーダー2014年入社。
メディアプロデュース学部 メディアプロデュース学科 卒

放し飼いっぽいから動物園というよりサファリパークかも
今だから話せる、数ある建設会社の中からオノコムに入社した理由を明かしてもらった。

米澤
建設現場で働きたかったんですが、「女性が現場で働くことはない」みたいなことを言う会社が多い中、「おいで、おいで」って言ってくれたのはオノコムだけでした。

中山
現場見学やグループディスカッションがすごいフランクだった。人の「何を」見てるんだろう?と思って、幹部面接のとき「なぜ僕が選ばれたんですか?」って聞いたら飛田さん(執行役員)が「目がキラキラしてるからだよ」とか言うから、「あざす」って入社を決めたんだよね。

岸田
社員同士の仲が良さそうっていうのが好印象でした。あと、社長がグループディスカッションのとき「うちは動物園です」って言って、それが自分らしさを表現できる会社という意味かなと思って決めた部分もありますね。

中山
社長はよく動物園って言うよね。

米澤
個性的な人が多いのは確か。でも、檻に入っているというよりみんな野生っぽいからサファリパークの方が近いかも。

中山
確かに、そうかもね。
工事本部、VDC推進室、営業本部、みんな違ってみんないい
入社後、全員が工事本部に配属されて現場を経験、今はそれぞれ異なる部署に所属している。それぞれの 仕事内容とやりがいを話してもらった。

中山
現場監督って図面を描いたり、現場を収めるだけじゃなく、安全の管理、品質の確保、予算、施主様との打合せとかやることがいっぱいで最初は大変だなと思った。でも、「こうしたいんだけど」って業者さんと打ち合わせをしたとき「俺もそう思う」と言われたらうれしいし、「こうしたらどう」みたいに答え合わせしてもらい、自分の引き出しが増えるのも楽しい。そこにやりがいを感じているかな。

岸田
営業ってお客さんの「こういうのを建てたい」という依頼を受けて設計や工事を巻き込み、思い描いているものを提案するのが第一段階。その後、見積を提示して契約を交わし、図面を描いて工事っていうのが基本的な流れです。営業のおもしろさは自分で仕事をコントロールできるところと、普段携われない企業の経営層の方たちと接することが多いところです。

米澤
今はVDC推進室に所属しています。1から自分でモデリングして3Dが出来上がっていく過程がおもしろいです。あと、先進的な技術が次々出てくるから、しがみつくだけでも大変だけど、学んでも学んでも次があることにやりがいを感じています。

自由、柔軟、いい意味で抜け感がある社風
個性的と言われるオノコムの職場、中で働いている人たちはどう思っているのか。

米澤
自由、柔軟、いい意味で抜け感がありますね。

岸田
個人裁量ですよね。自発的に動ける人には良い会社だと思います。こういうことをやりたいって発信すれば、会社が向き合ってくれます。

中山
失敗してもいいから、やりたいことを主張して、こうしたい、ああしたいっていう人には向いている会社だよね。

米澤
逆に言うと、マニュアル通りに働きたい人は大変かも。私も女性の現場監督がいない中で自分なりに考えてやってきたし、今はVDC推進室で自分なりに新しい技術を活用してチャレンジさせてもらっています。そういう自由さを活かして自分のため、会社のためにやれる人には良い会社だと思いますね。
職種も、働く場所も、制度も、“なければつくる”
もっと効率的に働くため、会社を良くするため、足りないものは“なければつくる”がオノコム流。

米澤
私、在宅勤務第一号なんです。結婚して静岡に住むので「在宅で働いていいですか?」って上司に相談したら「じゃあルール考えようか」って在宅勤務ができる環境をつくってくれました。そのおかげで何とか今は子育てと両立できています。

中山
今は週5で在宅勤務?

米澤
なんだかんだ週1で豊橋本店に出社して、ときどき東京本社や名古屋オフィス、もちろん現場にも行っています。やっぱり直接コミュニケーションを取った方が楽しいし、スムーズに進むから、そういう機会は必要だと思っています。

岸田
採用面接のとき、私が「設計やりたい」って言ったのを社長が覚えていてくれて「ポートフォリオ持ってプレゼンに来い」と言ってくれました。プレゼン後に「設計は技術があれば誰でもできるけど、仕事をとってくるのは誰でもできることじゃない。将来、独立したいなら営業を学んだ方がいいぞ」って言われて営業本部に異動したら「営業もおもしろい」と思うようになりました。今は生涯営業でいこうと思っています。

中山
自由にやれと言いながら、社長は適性を見抜いて力を発揮できるところへ向かわせてくれるよね。

設計から施工管理までフルBIM &
ウルトラ・ラグジュアリー・レジデンス
これまでに担当した印象的なプロジェクトについて。

中山
ミナト設備ですね。BIM(Building Information Modeling)を導入して一発目の物件で、意匠的にも構造的にも尖った建物で、本当にできるかな?から始めたけど、最終的には誇れる現場になりました。あの建物はサッシも全部斜めだから、2D図面だけだとサッシ屋さんも理解するのに時間がかかったけど、3Dを見せたらすぐ細かい話ができました。BIMのすごさを実感しましたね。

米澤
あの現場って設計の那須さんがフィリピンから指示を出したんですよね。

中山
那須がフィリピンから、僕と林和宏は日本からVRに入って設計だけじゃなく、施工現場の確認までやりました。竣工した建物がVRで見たそのままだったのが、何か不思議な感じだったな。

岸田
私は今担当している南青山のウルトラ・ラグジュアリー・レジデンスがすご過ぎて、学ぶことだらけです。海外の超有名ブランドのデザイナーと、デベロッパーのVIBROAさん、設計者の方、工事の人みんなと協議しながらプロジェクトを進めていくという、貴重な体験をさせてもらっています。
「偉くなりたい」を目標に掲げる野心家たち
入社から10年を超え、中堅社員となった3人にそれぞれのキャリアプランを聞いてみた。

岸田
私は偉くなりたいと思っています。やりたいことを、やりたいときに実現できる力をつけたいからです。
将来的には、自分ならではの強みや経験を活かしたグループ会社を立ち上げることが目標。
まだ具体的な事業内容は模索中ですが、自分の意志で動ける環境をつくり、他にはない価値を提供したいと考えています。

中山
工事本部には工事統括というトップが3人いるんですけど、まずそこを目指したい。ずっとプレイヤーのままは難しいので、もっと俯瞰でいろいろ回せることができるようになりたいです。

米澤
子育てが落ち着いたら、もっと仕事に打ち込みたい。今後、工事の人材に関わる課題が大きくなると思うので、その部分で力になれればいいですね。もっとスキルアップしながら、組織をまとめる力も身につけたいと思っています。
将来について語る3人からは、オノコムグループの未来を自分たちの手でつくっていくという強い思いが感じられた。

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