「オノコム辞めます」から約1年後、<br>ひと回り成長してカムバック
鈴木 健斗 インタビュー

「オノコム辞めます」から約1年後、
ひと回り成長してカムバック

隣の芝生は青い。外の空気を吸いたいと転職を決意

建設業界に興味があったわけではない。たまたま縁があっただけだとオノコム入社の経緯を話す。営業本部に配属され、半年ほどで担当顧客を任されたが、仕事に楽しさを見出せなかったという。

「いろいろ案件が重なって夜間の工事があったり、土日に仕事が入ったり、他社に就職した友だちより給料が低かったり、そんな些細なことが転職のきっかけでした」

転職サイトを通じて自動車系の商社に転職。再スタートを切ったが、そこにバラ色の未来は待っていなかった。

「営業で入ったのに見積書作成とか、スケジュール調整ばかりで事務職みたいな仕事でした。職場の雰囲気も重く、楽しさを見出せない毎日でした」

仕事に不満を感じ始めたタイミングで、オノコム時代の同期と飲む機会があった。

「近況報告みたいな感じだったけど、表情なのか言葉なのか、何かを感じたらしく「大丈夫?」って心配されました。『悩んでいるなら戻ってくれば』と言われて、思い返すと居心地は悪かったわけではなく、むしろ社内の雰囲気も良かった。オノコムに戻るという選択肢もあるかなと、心が動きました」

オノコム鈴木 健斗の仕事風景
たまたま居合わせたオノコム不動産の坂下と。鈴木の元先輩で、現在はグループの不動産事業の強化に取り組む。社員同士が組織を超えてフランクに話しあう光景もオノコムらしさのひとつ。

退職から約1年、オノコムへカムバック入社

その同期から鈴木の様子を聞いた渡邊直樹CHO(Chief Human Officer)は、さっそく鈴木と会う場をセッティングした。

「会った瞬間、渡邊さんから『戻ってこいよ』と笑顔で言われて、すごくうれしかったんです。居心地の悪い職場で我慢して働くより、いつも笑顔で会話が絶えない職場で働きたいと思い、戻ることを決意しました」

辞めるときには給料が低いと思ったものの、転職して他社の実情がわかり、年収で考えれば大差はないと気づいた。人生40年どうせ働くなら楽しく働けるオノコムがいいと鈴木は考えた。

「ちょっと後ろめたかったけど、みんなが歓迎してくれたので戻syutりやすかったですね。親に『オノコムに戻ろうと思っている』と話したとき『そんな簡単に戻れる会社がどこにあるんだ』って呆れられ、これが当たり前じゃないんだなと思い知らされました」

決まりきったルーチンワークの会社より、
成長し続ける会社がおもしろい

一度転職して外を知ったことで、改めてオノコムの良さがわかったと鈴木は言う。

「転職先は決まった仕事だけしている感じでしたが、オノコムはどんどん新しいことを取り入れる、そこが一番の違いです。建築現場でドローンを飛ばしたり、点群を使ってバーチャルモデルを作成したり、営業先からも『すごいね。そんなことできるんだ』っていつも言われます。そういう環境で働けるのは楽しいですね」

「僕はある複数のアパレルブランドを展開するグローバル企業の担当ですけど、取引先に名だたる企業が多いこともオノコムの特徴です。責任は重いけど、誰もが知っている建物を建てるプロジェクトに携われるのは楽しいです」。

営業は契約を取るだけじゃなく、土地探しもするし、現場にも足を運ぶし、竣工後のフォローまで担当します。覚えることはたくさんあり、自分で決めないといけないことも多い、駆け引きも必要だし大変だけど、奥が深くてやりがいがあります」

オノコム鈴木の職場での仕事の様子

顧客から飛んでくる無理めなボールを受け止められる営業へ

“なければつくる”を掲げるオノコムの営業は、顧客からとんでもない要求をぶつけられることが少なくない。それをしっかり受け止められる胆力が求められる。

「『こういったものはできる?』って、結構無理めなボールが飛んでくることは多いですね。そんなときは会社に持ち帰っても『じゃあ、やってみよう』と上司に言われることはわかっているので、どんなボールもその場で打ち返せるようにならないといけません。」

「将来どんな営業になりたいか、ですか?難しいけど、今は上の人たちの知識や引き出しを吸収して、それを超える人間になることが目標ですね」

転職を経てひと回り大きくなって帰ってきた鈴木は、居心地の良い職場で、日々の仕事と向き合い、目標へ向かいまっすぐ道を歩み続ける。

オノコム採用職場イメージカット
鈴木 健斗

プロフィール

鈴木 健斗

営業本部
2019年入社/2023年再入社。経済学部 経済学科 卒

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