「それいいね!」で、<br>一気に未来へワープする「超未来志向会議」

「それいいね!」で、
一気に未来へワープする「超未来志向会議」

Googleグラス、VRゴーグル、ドローン、LiDAR、3Dプリンタなどの先進的なテクノロジーを積極的に導入し、常識を超えた新しいサービスを創造する、これがオノコムの「なければつくる」スピリットである。

オノコムには、この“何がなくて、何をつくるか”をワイワイ議論する2つの会議が存在する。それが、新工法や合理化など工事の未来を検討する「工事未来会議」と、グループ横断で最新技術について情報共有する「0→1Tech会議」である。

例えば、「0→1Tech会議」では、「チャットボットつくったんだけど、業務に使えないかな?」とか、「中国製のエグい3Dプリンターを見つけたけど、使えないすか?」とか、「工事未来会議」では「工事技術専門のテクニカルサポートセンターをつくりたいんですけど」とか、目の前の課題だけではなく、未来の業務につながることまで、ざっくばらんに話し合われる。その中で「いいね!」と、みんなから共感を得れば、一気に話が進む。


2021年時点のGoogleグラステスト導入時の様子。豊橋本社から指示を受け、遠隔地の現場若手スタッフがグラス着用でリポート。勝手がわからず焦る現場をしり目に、本社会議室+リモート参加者は「これは使える!」と導入に向け前のめり。

その典型例がGoogleグラスである。「本当に使えるのかな?」と半信半疑で購入し、現場での点検や報告に使ってみると、予想以上に有効なことがわかった。現在では、フィリピンにいる設計者の指示を聞きながらリアルタイムで施工状況を映像で確認したり、ベテラン社員の作業を録画して研修用資料をつくったり、怪我して出社できないベテランが家からGoogleグラスをかけている現場の新人が画像が見ている映像を見ながら指示を出したり、さまざまな場面で利用されている。もはやGoogleグラスは、現場に欠かせない必需品となった。

このように「工事未来会議」と「0→1Tech会議」という超未来志向な会議が発端となり、実用化された技術はVR、ドローン、LiDAR、3Dプリンタなど枚挙に暇がない。残念ながら業務で使える目処が立たず、埃をかぶっている技術もあるが、そんなことは気にもとめない。
好奇心旺盛で失敗を恐れない「なければつくる」スピリット、それこそがオノコムらしさなのである。

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