オノコムは、良い意味で、今後どう変わるかわからない会社です。私は社長に就任した7年前、
「今日から建設業をやめて建築プロデュース業をスタートします!」
と宣言しました。建設業と言うのは、設計、施工というデザインから作るところまでの範囲を指します。ところが、実際に建物を作るということは、お客様の頭の中にある考えをどのように実現してマネタイズしていくのかといったところから始まり、土地出し、計画、企画、設計、施工と進むわけです。そして、建て終わってからはアフターサポート、メンテナンスと続きます。建設業では、建築だけ、設計だけ、工事だけという流れの一部しか行っていなかったため、選択の幅も利益も少なかったのですが、これを『建築プロデュース業』の領域に広げたことで一気に可能性が広がりました。